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恥ずかしながら初見。
本当は子供の頃に冒頭付近だけ観たんだけど諸事情によりそこで親に止められ、それから今まで観ていなかった。
やっと全部観れて嬉しいです。
いい加減有名すぎる作品なのでネタバレとか気にせず書きます。

私が言うまでもないですが、やはりキューブリック監督だは舞台美術や色使い、そして音楽の使い方が美しくもはや貫禄があります。
「完全に治ったね」でバツンと終わるラストはちょっと背筋がゾッとする終わり方で印象的でした。
結局人の心なんてそう簡単に操作できないってことかなーなんてぼんやり思ったりして。
だいたい操作もなにも悪の衝動を上から押さえつけてるだけで、根本的には全く変わってないしね。
総理大臣もそのやり方を非難されても反省の色さえ見せないし、両親もなんだか薄情な感じ。
とにかく登場人物に「一点の曇りもない善良な人間」がいない。
でもそれが普通だよね。少しも悪いことを考えたことのない人なんてこの世に存在しないでしょ。
そういったことを色々考えさせられた映画でした。
キューブリック監督がそんなことを考えさせたくて作ったかどうかはわかりませんけどねw

あ、でも下宿人がアレックスに言った事は正論だと思う~。

ところで私は字幕で見ましたが、意味のわからない単語(あの世界で流行っている若者言葉・ナッドサット言葉)がガンガン出てきて「なにこの訳?仕事しろ」と当初思いました。
観ていくうちになんとなく理解できたけど、ちょっとびっくりしたよ。

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